乾燥肌におすすめ！しっとり肌をキープできる保湿クリーム13選

保湿クリームを買いにドラッグストアへ行くと、さまざまな種類のものがあり選ぶのに一苦労ですよね。

この記事では、肌をうるおす優秀な保湿クリームを、顔用・ボディ用に分けて13種類紹介します。

プチプラ価格のクリームから値段も効果もワンランク上の高級クリームまでランキング形式で紹介するので、自分の予算や肌悩みにぴったりのものを選んでくださいね。

保湿クリームは他の化粧品よりも「水分蒸発を防ぐ力」が強い

まずは保湿クリームの効果や役割、肌をどんなふうにケアしてくれるか確認しましょう。

保湿クリームってどんなもの？

保湿クリームは、肌をうるおして乾燥するのを防ぐ働きがあります。化粧水や美容液と保湿クリームの役割の違いは「水分の蒸発を防ぐこと」です。

化粧水や美容液は肌に水分を補給するのが主な役割です。しかし、水分を与えただけでは、時間が経つと肌が乾燥してしまいます。

そこに保湿クリームを使うことで、肌の乾燥を防いで潤いをキープすることができるのです。

特に顔は皮膚が薄く水分が蒸発しやすいため、保湿クリームで水分蒸発を防ぐことが大切です。

ちなみに、乳液と保湿クリームの違いは「含まれる油分の量」で、保湿クリームのほうが多く油分が含まれます。

脂性肌の場合は乳液だけでも構いませんが、水分が不足しがちな乾燥肌の人は保湿クリームまで使って水分が逃げないようにしましょう。

保湿クリームを選ぶポイントは３つ

ここでは、保湿クリームを買う前に確認しておくポイントを３つ紹介します。ポイントを押さえて、しっかり肌をうるおすクリームを選んでくださいね。

配合されている保湿成分に注目する

保湿クリームと聞くと、どれを選んでも肌をしっとりうるおしてくれそうですが、配合されている保湿成分によってその強さが違います。

保湿成分の中でも特にうるおいをキープする効果が高いものを選びましょう。保湿力が高い成分の中でも特におすすめなのが「セラミド」という成分です。

セラミドは肌の中にも存在する成分で、肌の中の水分を挟み込み、肌から水分が蒸発するのを防いでくれます。

セラミドは油性なので、クリームともよく馴染んで相性が良いため、保湿クリームにはぴったりの成分です。

高保湿成分には、肌に水分を蓄えてくれるヒアルロン酸やコラーゲンなどがあります。

クリームの使用感やテクスチャーに注目する

保湿クリームには、ジェル状のものからクリーム状のもの、中には乳液のようなものまで、さまざまな種類があります。

ずっと使い続けるものなので、自分が使いやすいものや、肌質、いつ使うかなどを考えて選びましょう。

例えば、乾燥肌や敏感肌は肌がカサつきがちなので、しっとりしたテクスチャーのクリームを使うことをおすすめします。

反対に脂性肌の人は、ジェルタイプなどのさっぱりしたクリームを使うとつけ心地がべたつかないでしょう。

男性も皮脂が多いため、極度の乾燥肌でなければさっぱりしたテクスチャーをおすすめします。

保湿クリームの中には香りがついたものもあるので、自分の好みで香りがついたクリームを選ぶのも良いでしょう。

クリームを使用する部位で選ぶ

スキンケア（顔）用・ボディ用保湿クリームには以下のような違いがあります。

顔用はボディケアにも使えますが、ボディ用は顔用よりも保湿力が劣る面があるため、避けたほうが良いでしょう。



体の中でも皮膚が薄い顔に使えるクリームは、ボディケア用と比較して美容成分が多いものや刺激が少ないものが多いのが特徴です。

スキンケア用おすすめ保湿クリームランキング10選へ

ボディクリームは体全体に使うため大容量なものが多いのが特徴です。顔と比べると皮膚から潤いが逃げにくいため、肌の表面をカバーして水分が逃げないようにする保湿成分が多く含まれています。

ボディケア用おすすめ保湿クリームランキング3選へ

子供の場合は特に、アトピーなどのアレルギー体質で肌が乾燥している場合が考えられます。

アトピーなどで肌が乾燥している場合は、市販の保湿クリームを使うよりも病院に相談しましょう。

皮膚科で処方される薬は市販の保湿クリームと違い、肌の保湿とあわせて肌の炎症を抑える成分が配合されています。さらに保湿成分の浸透力も、市販の保湿クリームより高いことが多いのも特徴です。

また、皮膚科で処方してもらう薬のほうが保湿効果が高く、症状に合った薬を出してもらえるため、適切に治療することが可能です。

皮膚科で処方される保湿クリームの種類には、「ヒルドイド」や「プロペト」、「アズノール」などがあります。


ここからは、おすすめの保湿クリームをランキング形式で紹介します。テクスチャーや香りなどもあわせて紹介していくので、自分にピッタリの一本を見つけましょう。

10位　無印良品　保湿クリーム・敏感肌用　880円（税抜き）／50g（本商品）

※画像は公式サイトより引用

肌にいい成分だけをつめこんだシンプルな保湿クリーム

無印良品の保湿クリームは、肌質やケアする目的ごとに様々な商品ラインナップがある、敏感肌用保湿クリームです。

無印良品の保湿クリームはｍ近所のコンビニで手軽に手に入れられる上に、リピジュアやヒアルロン酸など保湿力がとても高い成分が入っていて値段以上の保湿効果があるといえます。

アルコールフリー・無香料・無着色など、クリームに余計な成分の配合がなく、肌に刺激にならないため、どんな肌質や年代の人でも使いやすいのが嬉しいポイントです。

塗った後にベトベトしないため、その後のメイク等の邪魔をせず、使いやすい保湿クリームです。


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9位　ちふれ　濃厚保湿クリーム　900円（税抜き）／54g（本商品）

※画像は公式サイトより引用

乾燥小じわを目立たなくする効能評価済みのプチプラクリーム

ちふれの濃厚保湿クリームは、こっくりしたテクスチャーが特徴の保湿クリームです。

しっとり肌を潤し、乾燥による小じわまで目立たなくする事ができるので、しわが気になる方にも向いています。

無香料・ノンアルコールなど、肌への優しさにもこだわったちふれの保湿クリームは、肌が弱い人にも使いやすくコスパもいい商品です。

ちふれのクリームは他の保湿クリームとは違って、クリームに配合されている全成分の配合率を表示しています。

肌に優しい化粧品を作っているちふれだからこその取り組みで、品質への自信の現れといえるでしょう。


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8位 富士フイルム　アスタリフト　クリーム 1,000円（税抜き）／5日分（トライアルセット）

美容パワーあふれる成分「アスタキサンチン」が保湿・小じわを両方ケアする

アスタリフトの保湿クリームは、天然由来成分アスタキサンチンのオレンジ色なので、最初はびっくりするかもしれません。

オレンジ色の正体は、美容成分アスタキサンチンです。アスタキサンチンは肌を保湿するとともに、肌にハリをだしてくれるので、カサカサの乾燥肌から、しっとりモチモチ肌に導いてくれます。

乾燥以外にも小じわやくすみなどが目立ってくる、30〜40代以上の人には特におすすめです。

アスタリフトのクリームはほんのりアロマ系の香りがして、スキンケアをしている時間も心を癒やしてくれます。


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7位 ビーグレン　QuSomeモイスチャーリッチクリーム 1,800円（税抜き）／7日分（トライアルセット）

肌の奥から表面までしっかりうるおいをキープ

ビーグレンは、他の化粧品と違って保湿成分を独自開発したカプセルに入れて、肌へ浸透しやすくしています。

この浸透カプセルには、肌内部に長時間留まるという性質もあり、長時間うるおいをキープできるのも特徴です。

ビーグレンは万が一製品が肌に合わなかった場合、公式サイトから購入した場合は365日返品対応をしてくれるので、安心して試すことができます。

返品システムなどを見ると、ビーグレンの自社製品に対する自信の表れを感じますね。


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6位 明白化粧品 セラコラ 保湿クリーム　800円（税抜き）／50g（本商品）

※画像は公式サイトより引用

みずみずしい肌を作り上げるプチプラ高保湿クリーム

明白化粧品のセラコラはドラッグストアでも購入できるプチプラ商品にもかかわらず、セラミドとコラーゲンという高保湿成分が配合されています。

肌の表面にうるおいの膜を作り、刺激に強い肌に整えてくれる保湿クリームです。

伸びのいいテクスチャーで値段もお手頃なので、顔以外にも全身に使いやすいのも特徴です。

コスパが良い保湿クリームを探している人には、おすすめな保湿クリームと言えます。


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5位 ティーエージェント　メディプラスゲル　2,775円（税抜き）／2ヶ月分（初回限定価格）

※画像は公式サイトより引用

1本だけでスキンケアを完了できる保湿オールインワンゲル

メディプラスゲルは、化粧水や乳液・美容液などの役割を一本ですべてまかなえるオールインワンゲルです。

メディプラスゲル以外の基礎化粧品を使う必要が無いため、朝の忙しい時間帯でも時間をかけずに保湿ケアをすることができます。

セラミド3種、ヒアルロン酸3種、コラーゲン2種など、入っている保湿成分の種類が多いこともメディプラスゲルの特徴で、肌の乾燥を防いでくれます。

無添加・無香料・アルコール不使用と、肌に優しく誰でも使いやすいのもうれしいポイントです。


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4位 つつむ フェイスクリーム R1 1,362円（税抜き）／14日間（トライアルセット）

※画像は公式サイトより引用

うるおいベールが外部の刺激から肌を守りしっとり肌をキープ

つつむのクリームにはセラミドナノスフィアやアミノ酸5種など、多くの保湿成分が配合されています。どちらも肌に浸透しやすい成分なので、保湿効果を実感しやすいクリームです。

さらに、特許のある技術で肌の表面にうるおいの膜をつくるため、乾燥やホコリなどの外部の刺激に負けない肌にしてくれます。

敏感肌専用の化粧品を販売しているディセンシアから販売されていて、乾燥肌の人でも肌に刺激を感じにくい処方になっているので使いやすいクリームです。


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3種類のセラミド配合の高保湿クリーム

ヒフミドに配合されているセラミドは、人の皮膚の中にあるセラミドと同じヒト型セラミドです。そのため、他のセラミドよりも肌への浸透がよく、肌に水分を閉じ込めてくれます。

配合されている成分も肌に優しいものが多いため、敏感肌の人におすすめのクリームです。

ヒフミドには908円（税抜き）で試せるトライアルセットもあるため、使うかどうか迷っている人はトライアルセットから始めてみましょう。


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低刺激なので敏感肌でも安心して使える保湿クリーム

アヤナスの保湿クリームは、天然由来成分が多く、肌に優しい処方で作られているため、敏感肌の人でも安心して使うことが可能です。

保湿成分には浸透力が高く肌にも優しいセラミドナノスフィアを採用していて、肌の潤いをキープしてくれます。

アヤナスに配合されているコウキエキスには、肌のバリア機能を高めて外部の刺激にも強い肌になるよう働きかける効果があります。

乾燥肌対策と合わせて、シワやたるみなどのエイジングケア化粧品として使うこともできる、優秀なクリームです。


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セラミドだけでなんと5種類！保湿を極めたクリーム

エトヴォスのクリームの特徴は、肌への浸透が良いヒト型セラミドが５種類配合されていることです。

それだけでも十分な保湿効果が期待できますが、他にもヒアルロン酸などの高保湿成分が入っていて、極度の乾燥肌の人でも潤いをキープしてくれます。

また、エトヴォスには肌に刺激になるアルコールやパラベンなどが使われていないため、どんな肌質の人でも安心して使うことが可能です。

エトヴォスは、肌の弱い乾燥肌や敏感肌の人が使う保湿クリームにぴったりと言えるでしょう。


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ここまではスキンケア用の保湿クリームを紹介してきましたが、ここからは体全身に使える保湿クリームを3つ紹介します。

薬局でおなじみの青缶！肌から水分を逃さない

青缶という名前でおなじみのニベアクリームは、薬局で手軽に手に入る保湿クリームで、赤ちゃんからお年寄りまで幅広い年代の人に使えます。

やや硬めのクリームで伸びはあまりよくありませんが、その分肌に密着して水分を逃しません。

ニベアクリームは顔から体まで使え、値段も安いためたっぷり使うことができるのも魅力です。


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ニベアクリームの裏技や凄さは「安くて万能！ニベア青缶の凄さと裏ワザを完全解説（別記事）」で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。

顔から全身・髪まで使えるクリーム！かわいい缶が大人気

スチームクリームは、植物性の成分を多く含んだ、髪の毛まで使える保湿クリームです。

ふわっとしたテクスチャーでクリームの伸びが良いため、普段のスキンケアにも取り入れやすいアイテムです。

クリームが入っている缶のパッケージは数百種類あり、自分の好みにぴったりのパッケージを選ぶことができます。

かわいい缶のクリームを使うことで、日々の保湿ケアが楽しくなること間違いなしでしょう。


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スチームクリームについては「可愛くて優秀！スチームクリーム活用裏ワザ大公開！（別記事）」に詳しくまとめていますので、気になる人はぜひご覧ください。


※画像は公式サイトより引用

赤ちゃんも使える！馬油だけで作った保湿クリーム

ソンバーユの原料である馬油とは、馬の皮下脂肪のことです。馬油はひび割れや乾燥対策に効果的なため、ソンバーユを使うことで肌を保湿され滑らかになります。

馬油は食用にもでき、体に害のない成分なので、赤ちゃんや敏感肌の人でも安心して使用することができるのです。


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ソンバーユには髪やペットにも使える裏ワザもあります。詳しくは「ソンバーユの裏技25選を検証！顔・体・髪・生活・ペットへの効果は？（別記事）」をご覧ください。

保湿クリームの正しい使い方を確認しましょう

保湿クリームなんて肌に塗るだけ、と考えていませんか？それはあまりにももったいないことです。

保湿クリームは正しく使えば、肌への保湿効果を高めることができます。ここでは知っておいて損はない保湿クリームを使うポイントを3つ紹介します。


保湿クリームを塗る前に、化粧水や美容液で肌の内側をしっかりうるおしておきましょう。

保湿クリームにも肌に潤いを与える効果はありますが、化粧水や美容液のほうがその効果が高いからです。保湿クリームの主な目的は肌に油性の膜を作って水分の蒸発を防ぐことです。

油分メインのクリームのみで肌に水分を与えることは難しいため、クリームのみをつけても乾燥対策が万全とは言えないのです。


顔の中でも皮膚が薄い目元や口元は乾燥しがちです。また、頬は皮脂の分泌が少ないため、乾燥しやすくなっています。

クリームを一度つけただけではまだ乾燥が気になるよう場合は、人差し指に少しだけクリームをとって重ね付けをしましょう。


保湿クリームは、一度開封すると雑菌が混じったり、保湿力が弱まるため、開封後3〜6ヶ月を目安に使い切るようにしてください。

未開封の場合は、購入して3年を目安に使い切るようにしましょう。購入した日をパッケージに書いておくと、いつ頃までに使用すればよいのかわかりやすくなるので、おすすめです。

また、保管場所は直射日光が当たる場所を避け、温度が急激に変化する場所に置くのは避けましょう。

保湿クリームは成分に注目して選びましょう

保湿クリームは配合されている成分に注目して選ぶと、より効果的に肌を潤すことができます。

この記事で紹介したおすすめ保湿クリームを参考に、使用感や香りなども含め、自分にピッタリの保湿クリームを選びましょう。

◇参考文献
吉木伸子『スキンケア美容医学辞典』
高瀬聡子・細川モモ『いちばんわかるスキンケアの教科書』
鈴木一成『化粧品成分用語事典2012』